建物という、人々の暮らしになくてはならない仕事を通して、より大きなやりがいを感じられると思ったのが、この業界を志したきっかけです。中でもマサルは、実際に働いている社員の人柄も良く、高い技術力を武器に、他の会社では真似できない重要な役割を担っています。ここでなら、自分も人に誇れる技術を身に付けることができ、本当の意味での“手に職”が実現できると思い、入社を決意しました。

シーリングはミリ単位での精度が求められる、非常に重要な工程です。先輩方の腕は本当に一流で、間近でその技術を見るだけでも、この仕事を選んで正解だったと思えます。奥が深く、一長一短にマスターできるものではありませんが、それでも日々の仕事を通して、少しずつできなかったところができるようになっていくのを感じるとうれしいですね。一人前の職人になれるよう、これからも技術を磨いていきます。

学生時代、校舎の建て替え工事があり、解体から新しい建屋の竣工まで、一通り見ることができました。建物が生まれ変わる瞬間に立ち会えたことが、この仕事に興味をもった最初のきっかけです。マサルには学校のOBも在籍しており、何よりも若手中心に活躍している社風が魅力的でした。専門的な知識を勉強していたわけではありませんでしたが、新しい環境・分野で自分を試してみたいという思いも強く、入社を決めました。

私は元々総合職として入社をしたのですが、どうしても現場の仕事への憧れが捨てられず、技術職へと異動させていただき、現在に至ります。技術の世界は本当にシビアで、スキルを高めていくことでしか、自らの価値を高めていくことはできません。それはある意味、自分との戦い。誰が見ても文句のつけようがないぐらい、完璧な仕事をしていけるように、日々失敗を繰り返しながら、少しずつ成長する毎日です。