多くの仲間と
「いい仕事」をする喜び。

ソリューション事業部 課長
2005年入社 国際食料情報学部卒

進路に迷い、
自分と向き合った就職活動

私は、自分の進路を決めることに、とても迷いました。農業系の大学なので、食品メーカーや農業系の企業や団体に就職する人が多いという事実。それとは別に、公務員に憧れを感じていたこと……。就職サイトを見ながら「本当に自分がやりたいことは何だろう」と自問自答するなか、あらためて自分が昔からビルやマンションなどの大規模建造物に魅力を感じていたことを思い出しました。建設という業界は、未知の世界でしたが、ゼネコン、サブコンなどのさまざまな企業を研究するなかで株式会社マサルという企業と出会うことができました。 もちろん当時は「シーリング」という言葉の意味もわかりませんでしたが、業界トップであること。そして上場企業として社会的に認められている企業という点に魅力を感じました。仕事内容については、まったく想像もつきませんでしたが、こうした環境であれば、思いっきり頑張れると感じたことが入社の決め手となったのです。

教育・育成を担う立場でありながら現場へ向かい続ける

入社以来、部署名は変わりましたが、一貫して施工管理を担当しています。現在は管理職となり、施工管理を担う一方で、メンバーの指導・育成にも意識的に取り組んでいます。直接顧客と向き合うのは、主に営業本部とソリューション事業部です。標準的なプロジェクトは、営業本部からの案件を、ソリューション事業部が施工管理を担い、完結させていくという流れです。ソリューション事業部は、施工管理を行うだけでなく、顧客のニーズを深く掘り下げ解決し、新たなニーズをつかみ、新たな取引先を増やす役割もあります。 したがって、ソリューション事業部で営業から竣工までを担う案件も少なくありません。株式会社マサルは「現場第一主義」の会社です。取締役でもどんどん現場に出かける風土です。だからこそ私は課長職ですが、課員同様に現場も担当しています。管理職としての仕事にも手応えを感じていますが、やはり施工現場で、職人たちと心を一つにして「いい仕事」をすることが一番楽しいですね。

したがって、ソリューション事業部で営業から竣工までを担う案件も少なくありません。株式会社マサルは「現場第一主義」の会社です。取締役でもどんどん現場に出かける風土です。だからこそ私は課長職ですが、課員同様に現場も担当しています。管理職としての仕事にも手応えを感じていますが、やはり施工現場で、職人たちと心を一つにして「いい仕事」をすることが一番楽しいですね。

誠実さから生まれる「いい仕事」

新人時代には、「わからないことは、まず自分で調べること。それでもわからなければ、どんどん人に聞くこと」とよく言われました。すぐに誰かに教えを請うのではなく、まず自分で考える。それでもダメなら教えてもらう。こうした基本的な姿勢を叩き込まれたことは、今思えばとてもありがたいことだと感じています。 私たちの仕事の「やりがい」は、自分自身で施工を計画した現場がクレームなく無事に完了すること。

その実現のためには、知識・経験・コミュニケーション力・交渉力など、さまざまなスキルを総動員させる必要があります。そして約束を守ることなど、顧客や協力会社、社内の仲間に対して誠実に接することで生まれる信頼関係が合わさることで「いい仕事」へとつながります。 こうした喜びを味わうには、多少の時間が必要となりますが、竣工後、「いい仕事」ができたという思いを多くの人と共有できる瞬間は、心から喜びがわき上がってきます。

さらなる
「いい仕事」を
目指して

今は工事系の部署にいますが、いずれはもっと営業の領域を増やしていきたいですね。 また、さまざまな新規事業にもチャレンジしてみたい。そして管理職として、後輩や部下がより良い環境で働くことができるように、仕事方法や社内環境の整備にも取り組んでいきたいと考えています。 株式会社マサルは、理系出身者が中心の職場というイメージを抱く人もいるかもしれません。しかし私たちは、ゼネコンの施工管理とは違い、構造計算や強度計算を担うわけではありません。もちろん防水や塗装などの専門知識は必要になりますが、それらは入社後の研修を通じて文系出身者であっても充分理解できるものです。いわゆる理系的な専門知識よりも、ゼネコン、職人、そして我々が三位一体となって「いい仕事」を進めていくために、どのように貢献できるか。どうチームという人間集団を作っていくかが大切になります。 こうした側面も積極的に発信していきたいと思っています。

メッセージ

私が入社時の建設業界は、「耐震偽装問題」が社会問題として浮上するなど、必ずしも良い環境ではありませんでした。しかし、入社後10数年を通じて業界の浮き沈みを経験できたことは、今振り返ると、自分の成長にとって、とても大きな財産になったと感じています。いかなる場合でも、まず自分で考え動くという社会人として大切な「主体性」を身につけることができたからです。どのような業界でも、常に好況であるとは限りません。

厳しい状況のなかでも前を向いて頑張っていくためには、就職活動の際に「自分が何をしたいのか」ということを自分にしっかりと問いかけ、多くの会社を見るなかで、自分なりの答えを模索していく。そして決めていくことが大切だとあらためて感じています。就職活動は、楽しいことばかりではありませんが、頑張っただけ得るものもあるはず。いつか、株式会社マサルというステージで一緒に働くことができる日を、期待して待っています。

プライベートの過ごし方

学生時代はアメリカンフットボールをやっていましたが、現在の休日の過ごし方はもっぱら「インドア」です(笑)。最近はインターネット配信の海外ドラマに、はまっています。つい時間を忘れて観続けてしまいます。また、もともとが体育会系ということもあってスポーツ観戦も好きですね。アメフトやラグビー観戦が中心です。そして月に一度くらいの頻度ですが、友人とのゴルフも楽しみの一つです。また、社内イベントで年に一度社員旅行があるのですが、これもまた楽しみの一つ。社内のいろいろな人との交流を深める、いいきっかけにもなっています。