仕事の流れ

マサルでの主な仕事は営業・施工管理です。
大きなプロジェクトでは、2年以上工事を行い完成します。
ゼネコンの施工管理では、1つのプロジェクトを管理しますが、当社では複数のプロジェクトを同時に管理します。そのため一年で携わる建物の数が多く、経験実績による自身の成長が体感できます。

営業

ビルの建築が計画され、ゼネコン(元請)が受注したのち、サブコン(専門工事業者)への見積もり依頼発注が行われます。
商品を売っているのではなく、 請負契約を獲得しプロジェクトがスタートします。
そこから 案件の情報収集を行い、見積、交渉を重ね、受注を獲得します。
また、 当社は建物の計画段階から参画することも多く、スカイツリーなどでは、工法の提案などを行いました。当社でなければできない技術と提案により、建物に最適な工事を行ってきた信頼の証となります。

計画

いわゆる段取りですが、プロジェクト管理をするうえで最も重要なファクターとなります。基本となる図面を読み解き、プロジェクト計画書の作成、工法の選定、材料や協力会社の手配、基本プランと重点管理項目の作成など、まずはプロジェクト完了までの大きな流れを決定するためにそれぞれのフェーズの期間を割り当てます。
その後、プロジェクトの工程計画から必要な工数を導きだしてこのフェーズでは職人を5人、この工事では5人増員という風に人員計画も決定していきます。
また、工数から作業に必要な材料も算出し月当たりの発注量を決定します。
高品質を目指し最適な工法を選定、作業員の安全を確保する計画や、コスト算出を行いながら、その計画をもとに元請との交渉を経て、納期・予算・工事内容を最終決定させます。

施工

施工は、設計図、施工計画書をもとに、一つひとつの工事を行っていきます。
何もないところからものが出来上がっていく、建築の醍醐味を感じることができます。一つの小さな工事であっても完成後の大きな建物をイメージし、作り上げていくのです。
大きな建物では、コンクリート、鉄筋、塗装などさまざまな分野の会社、技術者が協力して、一つの建物を作り上げていきます。そのため、自分の管理する工事だけでなく、前工事、後工事の関連会社とも連携をとり作業を円滑に進めるため、工程や品質などを管理する人が必要です。
施工管理の業務内容では、施工計画に基づき、品質管理、工程管理、安全管理、原価管理の4つを中心に管理業務を行います。建物は設計図をもとにつくられますが、実際にものをつくる職人に指示を出し、職人の手で建物をつくるため、的確な指示を出し、最高のパフォーマンスを引き出し、安全を守るのが施工管理の仕事です。 世の中には、同じ建物は一つとしてありません。長い工事の中ではあらゆる課題が発生します。その課題を、設計、元請、関連会社、職人と協力して解決することが、施工管理の仕事の魅力、面白さです。

竣工

建物は完成させて終わりではありません。長期にわたり使用されます。
建物の性能を維持させるために、定期的なメンテナンスや、経年により落ちた性能を復元させることが必要です。

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